本は読んでいますか?
本、良いですよね。ネットで手に入る「情報」とは違い、作者の血肉となっている「考え方」が手に取った1冊の本から多く得られます。
私は学生時代、特に読書が好きな人間ではありませんでした(むしろ活字は眠くなるから嫌だと思っていた)。
しかし、社会人になり、読書を習慣化することに成功してから徐々に「楽しい本の読み方」について自分なりの芯のようなものができましたので、ここで紹介したいと思います。
一般的な本の読み方とは少し違った見方かもしれませんが、有益だと思いますので、ぜひ一度試してみていただければと思います。
「本の読み方」とタイトルにありますが、目次をよく読め〜とか速読はこうすれば〜などの読み方は書いていません。(それを期待してくれた方、すみません)
あくまで「本を読むのってこうすれば楽しいよね」というスタンスで書いています。
(ちなみに私がよく読む本のジャンルは、ビジネス書、歴史、数学あたりですので、以下の読み方が当てはまらないジャンルがあるかもしれません)
1. 気になった本は全部買って積ん読しておこう
まずは本を買うところからですが、本屋さんに行って本を買う時、気になった本が複数あったら、「こっちを先に読んで、読み終わったらもう片方の本を買いに来よう」と考えていませんか?
本当に1冊目読み終わったら2冊目買いに行ってますか?
その買い方は、せっかくの本との出会いを台無しにしてしまっています。買って家に置いておけばいつか読み始めるでしょう。買わなければもう二度とその本には出会わないかもしれません。後日だともうその頃には忘れてしまっているかもしれませんからね。
「これ面白そう。こっちも興味あるなー」と思ったら2冊とも買って帰ってください。3冊気になったら3冊買って帰りましょう。
2. 本の内容は覚えなくて良い
次に本を読む時ですが、内容を覚えようとしていませんか?覚えていないともったいないと思っていませんか?
本の読み方として、「知識」を得ようとしている場合は覚える必要があると思いますが、私が考える本の読み方は「考え方」を得るということ。
作者や偉人などの考え方に触れることで、「自分との考え方の違い」を感じながら読むことがとても大事だと思っています。
「自分にはなかった新しい考え方だ(新規)」、「自分とは真逆の考え方だ(対称)」、「自分と近い考え方だ(近似)」などなど、自分と作者との考え方の違いを感じましょう。
それによってさらに自分の「考え方」がブラッシュアップされ、血となり肉となり、人格となっていきます。
本の内容を覚えようとはしないようにしましょう。
3. 読んでて面白くなかったら次の本に移ろう
「買った本は最後まで読まないともったいない」と思っていませんか?
読み始めたけど面白くないと感じる本はよくあります。ただ、もったいない精神がはたらいて最後まで読もうとするのは、その時間こそがもったいないです。
読んでて面白くなければ、その本はすぐ閉じ、次読もうと思っていた本を開きましょう。
まとめ
「とりあえず買って、気軽に読んでみて、面白くなかったら次に行こう」