※こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています。
2021年9月から新しい会社でお世話になっています。
前職もそうでしたが、転職先でもとても良い人たちに恵まれ、頑張って仕事しています。(必死にキャッチアップ中w)
今回、2021年3月頃からだいたい7月くらいまでのんびりと転職活動(日中は前職の仕事をしながら)をして、メインで使っていた「転職ドラフト」という転職サイトについて紹介しようと思います。
転職ドラフトに登録したきっかけ
実は以前から転職ドラフトへの登録自体はしていました。
ただ、レジュメをほとんど書いていないままで特に参加はしていない状態でした。
かなり前に「へ〜、野球のドラフト会議みたいに企業側から指名してくれるサービスなんだ。おもしろそ〜」と思ってサクッと登録だけしてみた感じですね。
今回転職しようと思ったのは、「よし!転職するぞ〜!」と思って意気揚々と始めたわけではありませんでした。
転職ドラフトというものを前から知っていたので、興味本位で「自分の市場価値ってどのくらいなんだろう」と思ってきちんとレジュメを書き、参加してみようと思ったのがきっかけです。
特にすごい経歴や実績があるわけではなかったので、正直全然期待していませんでした。
転職ドラフトでの指名状況
レジュメの審査も通り、いよいよ参加できるように。
最初に参加したのは2021年3月開催でした。
転職ドラフトは、だいたいその月の中旬頃から月末か翌月初くらいまでが「指名期間」といって、企業側が候補者を吟味して、「この人欲しい!」と思ったら指名する期間になっています。
2021年3月開催では3月17日〜3月31日までが指名期間でした。
3月17日、始まると、なんと早速転職ドラフトからのメール通知が。
件名は「企業があなたを検討中にしました」。
ありがたいことに、良いと思ってくれた企業が僕を検討中リストに入れてくれたようです。
「検討中」というのは、指名するかはまだ決断できないけど、良さそうなので一旦候補に入れておく、って感じですね。もちろん検討中には入れたけど、最終的には指名しなかったということもよくあります。
その後、結局は6社くらいに「検討中」に入れていただけました。
3月17日から始まり、3月29日くらいまでは「あなたを検討中にしました」というメールは来ましたが、指名はゼロでした。
しかし、残りの2日間、3月30日と31日でなんと3社から指名をいただくことができました。(マジでビックリした)
だいたいは最終日とその前日くらいに集中して指名が入るようです。企業側もじっくり見てくださっていて悩んで悩んで指名してくださっているんですね。
具体的な提示年収は伏せておきますが、現年収の2倍の額を提示してくださった企業さんもあり、本当にビックリして、その時妻に急いで報告しに行きました。
実はその3月開催だけで転職先をすんなり決めたわけではありません。その後の開催も参加しました。改めて2021年3月開催も含めて指名いただいた結果をまとめますと、
- 2021年3月開催:3社から指名
- 2021年4月開催:4社から指名
- 2021年5月開催:6社から指名
- 2021年6月開催:3社から指名
となりました。(ありがてぇ〜)
今の転職先は、4月開催で指名いただいたところです。5月頭ごろから選考を開始して、6月頭に内定をいただきました。
面接で感じたこと
指名をいただいてからは早速選考に進むか、一旦カジュアル面談するか、辞退するか、といった選択肢の中から選んで企業さんに返答するのですが、僕は全て一旦カジュアル面談を行うようにしていました。
その一番大きな理由は「こちらからの質問時間を多く確保できるから」です。
面接だと、基本的には企業さんからの質問に答えていく形になってしまい、こちらからの質問時間はかなり限られてしまいます。1時間の面接時間を設けていたら最後の10分くらいしか残らず、2つか3つくらいしか聞けなかった、なんてこともよくあります。
カジュアル面談を設けてもらい、良さそうだなと思ったら、選考に進みたいです!って言って選考の案内をしてもらってました。
面接で感じたこととして、他の転職サイトと大きく違う部分がありました。
それは「企業側は候補者に対して現年収を聞いてはいけない」というルール。
正確に言うと、「指名時の提示年収よりも上げることを検討している場合に限って聞くことができる」というもの。内定時の年収の参考にするためなどで「現年収を教えて下さい」はアウトです。
詳細は転職ドラフトが公開しているドラフトルールをご確認ください。
このルール、候補者側からするとめちゃくちゃ有利なルールです。他の転職サイト経由ですと9割以上は聞かれます。
他の転職サイト経由で面接をした、いわゆる大手IT企業、Y社の方と面接した時、こう言われました。
Y社面接官「では、現年収と希望年収を教えていただけますか?」
私「昨年ですと、○○万円でした。希望年収ですが、○○万円くらいいただけると有難いです。」
※ビビって転職ドラフトで指名いただいた金額よりも全然低い金額を言いました。
Y社面接官「どうしてそんなに高い金額を希望なんですか?」
この時、本当は「転職ドラフトというサイトで○○万円ほどご指名いただけたので、そこまでとは言わなくとも○○万円ほどいただければ〜…」的なことを答えたかったのですが、ビビって言えませんでした。
面接の後すぐにこちらからお祈りメールを投げました。
話を戻しますが、僕は面接をしていく中で本当にこの「現年収を聞いていはいけない」ルールに救われました。中には面接官が転職ドラフトのルールを十分に確認し切れていないこともあり、現年収について聞かれることが何回かありました。
ただ、その時も「転職ドラフトのルールで現年収については答えなくて良いらしいのですみません〜」と言ってかわしていました。
「現年収を聞いてはいけないルールです」とは言わず、「答えなくて良いらしいです」と、候補者目線でふんわり断るのがコツですw
転職ドラフトへの改善要望
概ねストレスなく使わせてもらえていましたが、やはり感じたのは、現年収について聞かれることが何回かあったことですかね。
転職ドラフトでのルールが把握できていない面接官もいらっしゃったので、ルール周知の徹底をしていただければ嬉しいなとは感じました。
ただこの辺りは企業側の運用も関係してきますのでなかなか難しいところとも言えそうです。
採用チームのように転職サイトをいろいろと見ている人であればルールを把握しているかもしれませんが、普段エンジニアリーダーとかをされていていちいち転職サイトのルールまでは把握されていない人もいらっしゃると思います。
採用チームのメンバーから事前に面接官を担当する人にルールについて伝達できれば良いですが、その運用が確立できないケースも少なくないでしょう。
転職ドラフトを使ったことがない方へのメッセージ
自分の市場価値を知りたいと思ったら、転職ドラフトに登録して参加してみるのはとても良いと選択だと思います。
その時、下記2点をやっておくことをおすすめします。
レジュメを丁寧に書く
やってきた開発内容等を細かく書きましょう。
使った言語はもちろん、どういう機能の開発を行ったか、開発時の苦労点やその時のアクション内容と結果、ポートフォリオを持っているならその詳細や推しポイントなど、変に抽象化せずに書き出したほうが良いです。
希望年収は空欄にしておく
転職ドラフトのレジュメ内には「希望年収」を書く欄が設けられているのですが、企業側は結構この希望年収欄見てると思います。
明確に「この金額以下はあり得ん!」と考えているなら書いて良いと思いますが、自分の市場価値を知りたいというのであれば希望年収欄は空欄にしておいて企業側の判断を待ってみましょう。
お約束の紹介コード
どうぞ。
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DQDT
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